2021年9月2日にauとUQモバイルはシステム統合に伴い「契約移行」という手続きが必要になりました。
UQ (L) という旧型システムからUQ (O) という新システムに切り替えを行わないと、
くりこしプラン5Gや、でんきコースやインターネットコースといった新サービスに申し込むことができません。
一体どのような手続きを踏めばいいのか、契約移行をしないとどうなるのかを解説していきます。
auとUQのシステム統合について
auは「orange」UQは「LEON」といった異なる顧客管理システムを使用しています。
これが2021年9月2日にシステム統合し、UQのLEONシステムは半廃止され、au側のorangeシステムに吸収されて一本化されました。
auとUQは同じKDDIのグループですから、統合することでKDDIの顧客管理、スタッフの業務軽減の改善を果たしています。
UQ (L) →UQ (O) と契約移行
UQ(L) →UQ (O) の頭の(L)と(O)は、UQの旧システムのLEONと、auのシステムであるorangeの頭文字から取っています。
省略しなければ UQ (LEON) と UQ (Orange) という表記になります。
2021年9月1日までにUQに申し込んだ方は全員旧UQシステムである UQ (L) の契約者となっています。
逆に2021年9月2日以降にUQモバイルを契約した方は 全員 UQ (O) 契約者となります。
2021年9月2日以降にスタートした新サービスに申し込むには 新システムであるUQ (O) 契約 に切り替える必要があります。
(新サービスとは くりこしプラン5Gや、でんきコースやインターネットコース など)
この UQ (L) →UQ (O) のシステムの切り替え(移行)のことを「契約移行」と呼びます。
契約移行の手順
契約移行を行うには「my UQモバイル」か「店頭」のどちらかで行う必要があります。
my UQモバイルの場合は、プランを「くりこしプラン 5G」を選択すると UQ (O) に契約移行され、5Gに対応した新しいSIMカードが送られてきます。
店頭で 「くりこしプラン 5G」 へプラン変更をすると、店頭のスタッフが契約移行という、MNP契約(機種変更)に似た手続きを行います。
そして、その場で新しいSIMが渡されます。
店頭手続きの場合はスタッフ側の作業が多いため時間がかかる場合があります。
契約移行とは簡単に見えますが、システムを移すために、裏で実質機種変更同様の処理をかけているのです。
店頭とはauショップ、au style、多くの電気量販店等で行えます。
契約移行をしないとどうなるか
契約移行をしなくても従来のUQモバイルのプランは継続できます。
5G対応の新料金プラン、でんきコースや、インターネットコースにこだわりがない方や、既に電気セット割に加入している方は無理に契約移行する必要はありません。
LEONというUQのシステムも完全廃止されずに残ります。
KDDI側の事情でいずれ強制的にLEONが廃止されるまでは現状に不満がなければ何も手続きを踏む必要はありません。
まとめ
UQモバイルのUQ (L) →UQ (O) の契約移行は、自分に合ったサービスや割引を適用させたい時だけ行えば問題ありません。
個人的に契約変更をした方がいいパターンとしては、
UQで5Gの電波を使いたい、
auでんきの契約はできないけど、ケーブルテレビやau系列のひかりを既に引いている、
上記に該当する場合は、率先して契約変更をした方が毎月のランニングコストを抑えられるのでお勧めだと思います。
始まったばかりのサービスのため、変更点がありましたら、修正、加筆していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。